バイノーラルマイクの作り方

小学生向けの科学イベント「科学とあそぼ!」で子供たちに体験してもらうため、 バイノーラルマイクをたくさん作りました。せっかくなので作り方を紹介しておきます。 はんだごてによる火傷に注意してください。

材料

作り方

  1. ヘッドフォンのスピーカ部分の外側についている銀色のプラスチック飾りを外す。
  2. step 1

  3. 外したところに小さな穴が開いているので、ドライバーの先などでぐりぐりとやって穴を削り拡げる。右下の写真のような感じになる。
  4. step 2 step 2

  5. 開けた穴を通して、スピーカーにつながっているケーブルをブチッと引きはがす。 ピンセットなどを使う。
  6. step 3

  7. ケーブルの被覆をむく。
  8. step 4

  9. マイクをはんだづけ。マイクについている足は切る。以上を左右両方やる。
  10. step 5

  11. マイクを木工用ボンドで固定。一晩待つ。 瞬間接着剤だと断線したときに外して直せないので。
  12. step 6

  13. 左右がわかるようにマジックペンで書くなりシールを貼るなりする。 青いケーブルが入っている方が左チャネル (仕様が変わるかもしれないので各自確認してください)。

遊び方

まず、作成したバイノーラルマイクをボイスレコーダのマイクのところにつなぎます。 そして、左右間違えないように(ヘッドフォンで普通に音を聴くように)耳に入れて録音します。 録音が終わったら、今度は、ステレオヘッドフォン(バイノーラルマイクに改造していない「本当の」ヘッドフォン)でその音を聴きます。立体的な音が聴こえるはずです。

上記イベントでは、カスタネットやタンバリンを用意して、バイノーラル録音を体験してもらいました。子供から大人まで予想以上にウケました。人がいないのにそこに人がいるように聴こえるので、周りをキョロキョロする人が大勢いました。

おまけ

本当は、たくさん作ったバイノーラルマイクを来場者にプレゼントする予定でした。 自宅にボイスレコーダがなくても、PCがあればバイノーラル録音ができるはずと思ったからです。 しかし、調べてみたところ、マイク端子がモノラルになっているPCが多数だったのです。 つまり、バイノーラルマイクを使っても、左右チャネルに同じ信号が収録されるのです。 これではバイノーラルマイクを持ち帰っても何の役にも立ちません。 そこで泣く泣く配布を断念したのでした。


Last updated on 24 Aug. 2009.
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